Bandit1200S
2009-02-14


禺画像]
ふつうのバイクを所有したことのない、
ふつうの(どちらかというと下の方の)ライダーである僕が、
ふつうのバイクの操安を学ぶために買ったバイク。
 
ちょっとした整備不良が原因で初めの印象はもうひとつだったけれど、
そこを直してからは、僕のバイク史上、
最も速く、最も安全で、最もラクに走れるバイクに変貌した。
刀やSRXではブレーキングできっかけを作らなければ曲がれないコーナーを、
リズムだけですいすいと駆け抜けていく。何この簡単さ。
  
実際、良くできたバイクで、売れていない理由がさっぱりわからない。
今どきのバイク乗りは見栄っ張りなのが多いから、
こーゆう地味で真面目なマシンは好まれないんだろうな。
 
同じ車体を持つ水冷Banditも、きっといいバイクだと思います。
漢ならスズキに乗るべしw
 
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惜しむらくは、ややファジーなABSのタッチと、大きすぎる排気量。
1200ccは、ちょっと速過ぎるんだよね。
油冷エンジンのもともとの排気量である750ccの方が、
日本のワインディングで馬力を使いきれる、
バランスの良い愉しいマシンになったんじゃないかな。
車重も20kgは軽くできた筈。
 
Banditに750があれば、僕は迷うことなくそちらを選んでいたと思う。
 
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ふつうのバイクを求めて手に入れた訳だから、特別なことはしたくない。
 
でも、バイク嫌いな役人が決めたろくでもない規制に適合させるため、
いささか刺激に欠けるのは事実。
そこで、「これだけは何とかしたい…」という部分に、
いくつかの変更を加えている。
 
・ポプームラムラ感(ヨシムラ チタンサイクロン)
・ピレリ ディアブロ・ロッソ
・エアショット付きクランクケース内圧コントロールバルブ
 
僕的にBanditを愉しむための『三種の神器』です。
 
タイアは消耗品だし、
油冷+ヨシムラ管の組み合わせはノーマルも同然だから改造じゃないけど、
たったこれだけで性能的には充分満足。
あとはポジションなど細かいとこのフィッティングと
基本整備をしっかり抑えておけばOK。
 
乗り続けているうちにだんだん良さが分かってくるマシンだから、
意外とこのまま長く乗るかもしれない。
 
一時期は、半年も乗らずに売っちゃうことを真剣に考えていたんだけどねw
[葱と蟻[GSF1200SK6]]

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